この度当社は、社員数の増加及び障がいのある社員の就業環境整備を背景として、2023年3月に本社オフィスのリニューアルを実施しましたことをお知らせいたします。
【オフィスリニューアルの背景】
近年、当社では社員数の増加が進み、継続して拡大が見込まれていることから、本社オフィス内の執務スペースの確保が課題となっていました。
また、特例子会社である当社には、障がいのある社員が多数在籍していることから、単純な増床だけでなく、社員の障がい特性等に配慮したリニューアルが求められていました。
既に昨年5月には、本社の一部区画(南棟)においてリニューアルが実施されていましたが、今回のリニューアルはそれに引き続く、別区画(西棟・北棟)に対して実施したものとなります。
昨年リニューアルを行った南棟
【主なリニューアル箇所】
西棟(レイアウト変更)
<執務エリア>
BPO業務が主に行われる西棟では、執務エリアの拡大を行い、より大規模な案件への対応が可能となりました。
中央通路部分は、カーペットの色を変え、資材等を置けない共有部としてゾーニングすることで、社員のスムーズな往来と安全を確保しています。
また、業務用テーブル同士のスペースを拡幅し、車いすを使用する社員の出入りを容易にしています。
レイアウト変更を行った西棟
<聴覚過敏の特性を持つ社員などが利用するスペース>
さらに、紙折機等の動作音の大きな機材から離れたエリアには、吸音性のあるパーテーションを使用したスペースを設け、聴覚過敏の特性を持つ社員などが周囲の音に干渉されにくい、集中して業務に取り組める環境を整備しています。
聴覚過敏の特性を持つ社員などが利用するスペース
<カフェスペース>
社員が使用するロッカーの近くにはカフェスペースを設置し、社員同士の交流の場とするほか、易疲労性の特性をもつ社員などが休憩できる場所としています。
ロッカー近くのカフェスペース
北棟(増床)
<事務室>
新たに増床された北棟の事務室では、社長席のほか、複数の部門の席が同室内に配置されており、経営層からの迅速な指示伝達や部門間をまたぐ横断的な意思決定を可能にしています。
北棟 事務室
<コールセンター代行業務等を行う専用ルーム>
また、事務室と仕切られた専用ルームでは、コールセンター代行業務や営業事務等が行われており、入室者を制限することで、電話応対への集中とお客様情報の徹底管理を図っています。
コールセンター代行業務等を行う専用ルーム
【今後の展望】
現在、開発ソリューション部門の活動強化及び同部門での障がいのある社員の活躍に向け、別拠点の整備を進めており、こちらも近日中に整備が完了する見込みです。
引き続き、本社及び各拠点の整備を通じて一層のDE&I推進を図り、社員の働きやすさと業務効率の向上につなげてまいります。